なかなか踏み込めない領域
競馬というスポーツが「ギャンブル」の側面を備えていることを知らないファンはいないでしょう。
競馬ファンの多くは、「ギャンブル」を楽しむために競馬とかかわったと言っても過言ではないはずです。
では、なぜそうしたギャンブルの対象として競馬を選択したのか・・・もちろん競馬も競輪も競艇もオートもパチンコもパチスロもと、あらゆるギャンブルに手を染めているファンもいるかもしれませんが、私を含め、単独の競馬ファンというスタイルを貫く人は実に多いのです。
これはおそらく、「一攫千金」の夢を見やすいからだと思います。
たとえば3連単では1000万円超の配当が1年に何本か出現します。
そうした馬券を購入して夢を見、そのほとんどは儚く霧消してしまうものの、もしかしたら次はその夢が現実のものになるかもしれないという思いでまた馬券を購入するのです。
しかし、3連単ばかりが売れているわけではなく、3連単と好対照の券種である「複勝」も、シェア率も相当高いのが実際です。
では、このギャップは何に起因しているのでしょうか。
そこには、3連単とは真逆の発想があるからです。
つまり、「複勝は的中しやすい」という、誰もが認める事実ゆえなのです。
おそらく単勝1.1倍の支持を受ける馬が負けることは多くなく、高確率で勝つと言えるでしょう。
それが、この「1.1倍」が示す数値の意味です。
すなわち、「限りなく間違えにくい」ということになります。
その性質を逆手にとって利用する作戦も存在します。
つまり、1.1倍という「ほとんど間違いのない馬券」を大量に購入するのです。
たとえば1.1倍の複勝を1万円買うと、「ほとんど間違うことなく」1万1千円になって戻ってきます。
オッズを見て購入するわけですから時間はかかりません。
オッズを見て、マークして、券を購入する・・・せいぜい10分でできることです。
あとはレースを見て払い戻しを受けるだけです。
時給換算にするとかなりの「高給取り」となるはずです。
真実、この性質を利用して、1000万円購入して100万円の利益を得る人は少なくありません。
この「ほとんど間違えない馬券」を5回成功させれば、年収500万円という、一般的なサラリーマンの年収に劣らない売上になるわけです。
ただし、5回成功したからと言って、6回目も成功とは限りません。
1度失敗したら・・・そう考えると、セオリー上ではかなりの確率で「勝つ」ことができるはずであっても、なかなか踏み込めない領域であるのも事実と言えるかもしれません。
Comments
Comments are closed.